【2025年最新版】企業必見!びん・缶の正しい廃棄方法と事業系一般廃棄物リサイクルの基礎知識


1. 事業系ごみの基本:一般廃棄物と産業廃棄物の違い
事業系ごみは大きく「一般廃棄物」と「産業廃棄物」に分類されます。
- 事業系一般廃棄物
オフィスや飲食店などから発生する少量のびん・缶、生ごみ、紙くずなどが該当します。自治体の回収ルールに従って排出するケースが多く、指定袋や処理券の利用が必要です。 - 産業廃棄物
製造工程や工業的作業などで発生する大量の金属くず、ガラスくず、化学薬品を含む容器などが該当します。許可業者への委託やマニフェストの発行が必要で、処理方法が厳格に定められています。
同じ「空きびん・空き缶」であっても、発生場所や用途によって分類が異なります。例えば飲食店で提供した飲料容器は一般廃棄物として扱える場合が多い一方、製造現場で大量に発生する容器は産業廃棄物になるケースが多いため注意が必要です。
2. びん・缶の分類基準と「専ら物」の考え方
びん・缶は多くの自治体で「資源ごみ」として回収される一方、「専ら物(もっぱらぶつ)」として扱われる場合もあります。
- 資源ごみとして扱うケース
食品や飲料用のびん・缶は、洗浄すれば資源として再利用が可能です。自治体が指定する資源回収日に合わせて分別排出します。 - 専ら物として扱うケース
古紙やくず鉄、あきびんなど、再生利用を目的とした廃棄物を「専ら物」と呼びます。専ら物は許可業者以外の回収業者でも取り扱える場合がありますが、自治体によってルールが異なるため、必ず事前確認が必要です。 - 産業廃棄物になるケース
内容物が化学薬品や油脂で汚染されているびん・缶は、一般資源として扱えないことがあります。産業廃棄物として適正処理を委託しなければなりません。

3. びん・缶の正しい分別・排出方法
適正なリサイクルを行うには、分別と排出方法を正しく理解することが重要です。
3-1. 排出前の準備
- 中身を完全に空にする
飲料や食品の残りをしっかり捨ててから排出します。 - 軽くすすぐ
容器内部を軽く水で洗うことで、悪臭や害虫発生を防ぎ、リサイクル品質も向上します。 - キャップやラベルを外す
プラスチックキャップや金属製の蓋、ラベルは自治体ルールに従って分別します。
3-2. オフィス・店舗での工夫
- リサイクルボックスを設置して分別を促す
- 社内掲示でルールを共有
- 定期的な社内研修で正しい排出方法を周知
こうした仕組みを整えることで、誤った分別を防ぎ、リサイクル効率が高まります。
4. 収集・回収・業者委託のポイント
事業活動から出るびん・缶の収集・回収は、許可を受けた業者との契約が原則です。
- 一般廃棄物の場合
自治体指定の収集業者と契約し、決められたルールに従って排出します。 - 産業廃棄物の場合
許可業者と書面契約を結び、マニフェスト(管理票)を発行して処理の流れを記録します。 - サービス内容の比較
収集頻度や費用、回収ルートなどを比較し、自社の廃棄量に合った最適なプランを選ぶことが重要です。
事前に「資源ごみとして回収できるか」「産業廃棄物扱いになるか」を業者に確認することで、トラブルを防ぎやすくなります。
5. リサイクルのメリットを最大化する方法
5-1. 環境への貢献
びん・缶を適正にリサイクルすることで、一次資源の採掘を減らし、CO₂排出削減にもつながります。これは企業の社会的責任(CSR)やSDGsへの貢献にも直結します。
5-2. コスト削減
分別精度を高めて資源ルートへ回すことで、可燃・不燃ごみとして処理する量を減らし、廃棄コストの削減が可能です。
5-3. 企業ブランド価値の向上
リサイクルを積極的に推進する姿勢は、環境意識の高い顧客や取引先からの信頼獲得につながります。社外へのPR効果も期待できるでしょう。

6. 社内でできる具体的な取り組み
- 社内ガイドラインの整備と掲示物の設置
- 「びん用」「缶用」など専用容器を設置し、誰でも迷わず分別できる環境を整える
- 社員教育や周知活動を定期的に実施
- 誤った分別事例を共有し改善策を検討
- 廃棄量やリサイクル率を定期的に可視化し、改善度合いを評価
こうした活動を継続することで、廃棄コストの削減やリサイクル率の向上に直結します。
事業系一般廃棄物におけるびん・缶処理のよくある質問
Q1. 事業活動で出るびん・缶は家庭ごみと同じ方法で出してよいですか?
A. 基本的にできません。
事業活動から出る廃棄物は、たとえ家庭ごみと同じような性状でも「事業系一般廃棄物」として扱われるのが原則です。自治体によっては指定の袋や処理券の使用が義務付けられている場合があるため、家庭ごみとは分けて処理してください。
Q2. 飲食店で発生した空きびん・空き缶は資源ごみとして出せますか?
A. 多くの場合、資源ごみとして出せます。
ただし、以下の条件を満たす必要があります。
- 中身を完全に空にする
- 軽くすすいで食品残さを除去する
- 指定日・指定場所に分別して排出する
自治体によってはびんと缶を別々に回収する場合があるため、ルールを確認しましょう。
Q3. 製造業で出る大量のびんや缶も同じ方法で処理できますか?
A. いいえ、扱いが異なる場合があります。
製造工程などで大量に発生するびん・缶は「産業廃棄物」に分類されることが多く、一般廃棄物のルートで処理することはできません。
この場合は、産業廃棄物の収集運搬業者と契約し、マニフェスト(産業廃棄物管理票)を交付して適切に処理する必要があります。
Q4. びん・缶に食品や飲料が残っている場合はどうすればよいですか?
A. できる限り中身を取り除き、軽く水ですすぎましょう。
汚れたままではリサイクル工程で異物混入の原因となるため、資源として再利用できない場合があります。油分や調味料が強く付着している場合は、資源ごみではなく可燃ごみや産業廃棄物扱いになることもあります。
Q5. キャップやラベルは外さなければなりませんか?
A. 自治体のルールに従ってください。
- プラスチックキャップ → プラスチック資源または可燃ごみ
- 金属キャップ → 缶資源または金属ごみ
- ラベル → 可燃ごみ、または剥がさなくてもよい自治体もあります
自治体によってはキャップ・ラベルの分別ルールが異なるため、事前に確認するのが安全です。
Q6. 「専ら物(もっぱらぶつ)」として扱う場合はどうなりますか?
A. 専ら物として再生利用ルートを確保できる場合、産業廃棄物許可業者でなくても回収可能です。
ただし、条件があります。
- 回収したびん・缶を確実に再資源化すること
- 他の廃棄物と混合しないこと
- 書面での委託契約が必要な場合がある
適用可否は業者または自治体へ確認しましょう。
Q7. 許可業者に委託する場合の注意点はありますか?
A. 以下の点を必ず確認してください。
- 業者が自治体から正式に許可を受けているか
- 契約内容に「廃棄物の種類」「回収頻度」「処分方法」が明記されているか
- 産業廃棄物扱いの場合はマニフェストを発行しているか
不適正業者への委託は排出事業者責任を問われるリスクがあります。
Q8. びん・缶リサイクルを進めるとどんなメリットがありますか?
A. 主に以下の3点です。
- コスト削減:可燃・不燃ごみの量を減らすことで処理費用を抑制
- 企業価値向上:環境配慮への取り組みを社外へアピール可能
- 法令遵守:自治体ルールに従うことでトラブルを防止
まとめ:正しい処理で企業価値を高める
事業活動におけるびん・缶の適正処理は、法令遵守、コスト削減、環境配慮の三つを同時に達成する重要な取り組みです。
- 一般廃棄物と産業廃棄物の区分を正しく理解する
- 自治体ルールに従った分別・排出を徹底する
- 適正な業者委託と記録管理を行う
- リサイクル推進を企業活動の一環として位置づける
これらを実践することで、持続可能な事業運営と企業ブランド価値の向上を同時に実現できます。

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[著者]

経歴:2019年にエコブレインに入社。以降5年間、広報部での経験を活かし、環境保護の重要性を広めるための活動に尽力している。特にデジタルマーケティングとコンテンツ制作に強みを持ち、多くの記事を執筆している。
趣味: 読書、ヨガ、カフェ巡り
特技: クリエイティブライティング、データ分析とマーケティング戦略立案