エコブレイン

神棚の処分方法を徹底解説:正しい手順と事前準備で心を込めて対応

コラム

神棚の処分方法を徹底解説:正しい手順と事前準備で心を込めて対応

2025/04/23
神棚は日本の家庭において、神様をお祀りする神聖な場所です。
引越しやリフォーム、老朽化などの理由でやむを得ず処分する場合でも、丁寧な手順を踏むことで、感謝の気持ちを込めてお送りすることができます。本記事では、神棚の正しい処分方法とその前後に必要な準備について詳しく解説します。

神棚の処分にお悩みの場合はご相談ください!
当社では、環境省の優良産廃処理業者認定を受けた業者様と提携しており、
お客様に最適な健全で適切な業者様をご案内できます。

問い合わせはこちら

神棚を処分する主な理由とタイミング

引越しや建て替えによるスペース不足

新しい住まいの間取りや構造によっては、これまでのように神棚を安置するスペースが確保できないことがあります。無理に設置するよりも、正式な手順を踏んで処分または移設を検討しましょう。


老朽化や損傷による買い替え

長年使用している神棚は、湿気や日差しの影響で劣化が進みます。木材の傷みやカビの発生が見られる場合は、新しいものに買い替えるタイミングです。


神事や節目にあわせた処分

式年遷宮や大安といった節目のタイミングで、気持ちを新たにするために神棚を新調することもあります。

処分前に行うべき準備と作法

お札やお守りの返納

いただいた神社へ返納するのが基本です。近隣の神社で代理返納が可能な場合や郵送対応を行っている神社もあります。


神具・お供え物の整理

米、塩、榊などは衛生面に配慮しながら処分しましょう。神具は拭き掃除を行い、素材別に適切に分別します。


魂抜きの実施

神職による正式なお祓いが望ましいですが、都合がつかない場合は自宅で感謝の言葉を添えてお祓いする簡易方法もあります。


サービス紹介


神棚を処分する5つの方法

自治体のゴミ制度を活用

粗大ごみまたは可燃ごみとして処分可能な自治体もあります。分解して出す、神具を取り外すなどの準備が必要です。


神社に持ち込みお焚き上げ

もっとも丁寧な方法のひとつ。事前予約が必要な場合が多いため、あらかじめ連絡して確認しましょう。


神棚専門店・販売店での引き取り

買い替え時に旧神棚を引き取ってもらえる場合があります。お焚き上げを含むかどうか事前に確認するのが安心です。


不用品回収業者に依頼

他の大型ごみと一緒にまとめて依頼できる利便性があります。ただし宗教的な配慮がなされない可能性もあるため、お祓いを済ませてから引き渡すと良いでしょう。


地域のどんど焼きやどんと祭を利用

地域行事でお札や神棚を焚き上げてくれる場合があります。対応可否や受付方法は地元の神社・自治体に確認を。


神棚周辺アイテムの処分方法

  • 神札・お守り:原則として授与元の神社へ返納。郵送対応の神社もあります。
  • 神具(陶器・金属・木製):素材別に自治体ルールに従って分別。お清めを忘れずに。
  • お供え物(米・塩・榊など):口にできない場合は清潔に処理。植物は土に還すか細かくして処分。

費用の目安と依頼先選びのポイント

  • 神社のお焚き上げ料:5,000円前後が一般的。正式な儀式を希望する場合は事前に確認を。
  • 回収業者の費用:神棚の大きさや設置場所で変動。相見積もりを取ると安心です。
  • 専門店の引き取り:処分費が商品購入代金に含まれる場合もあるため確認しましょう。


事例紹介


新しい神棚を迎える際の注意点

  • 設置日は大安など縁起の良い日を選ぶ
  • 湿気の少ない清浄な場所に設置
  • 魂入れやお祓いを依頼し、新たな気持ちで祀る

神棚の処分に関するよくある質問

Q1. 神棚はそのまま可燃ごみに出してもいいですか?

いいえ。神棚は神聖なものとされているため、一般ごみとしてそのまま処分するのは避けるべきです。まずは「御霊抜き(おたましいぬき)」と呼ばれる儀式を行い、神社で供養してから処分するのが一般的です。


Q2. 一般家庭ではどのように神棚を処分するのがよいですか?

地域の神社に依頼して供養してもらったあと、各自治体のごみルールに従って可燃ごみや粗大ごみとして処分するのが一般的です。神社でお焚き上げしてもらえることもあります。


Q3. 企業が神棚を処分する場合、産業廃棄物になりますか?

いいえ、基本的に神棚は企業から出るごみでも産業廃棄物には該当しません。神棚は宗教的・儀礼的な性格を持つため、事業活動に起因する廃棄物(産業廃棄物)とはみなされないケースが一般的です。


Q4. 企業の場合は神棚をどうやって処分すればよいですか?

まず神社に依頼して御霊抜きを行った上で、処分方法は以下のいずれかになります:

  • 木製の神棚:可燃ごみまたは粗大ごみ(自治体確認要)
  • 回収業者を利用する:一般廃棄物収集運搬の許可を持った業者に依頼


Q5. 神棚を処分する前に必ず供養は必要ですか?

はい。一般家庭・企業を問わず、神棚は御霊抜きを行ってから処分するのがマナーとされています。神社によっては法人名義での受付や郵送供養にも対応しています。


Q6. 神棚と一緒にお札やお守りなども処分できますか?

はい。神棚に一緒に祀られていたお札やお守り、榊立て、しめ縄なども、まとめて供養することができます。神社によっては神具の一部は持ち込み不可の場合もあるため、事前に確認しましょう。


Q7. 自治体に出す場合、何ごみになりますか?

  • 一般家庭:粗大ごみまたは可燃ごみ(地域のルールに従ってください)
  • 企業:契約しているごみ回収業者がある場合はそちらに相談。自治体によっては事業者の一般ごみの持ち込みを制限していることもあります。


Q8. 自分でお焚き上げしてもよいですか?

原則として自宅や会社での焼却は推奨されません。火災の危険があり、条例で禁止されている地域もあります。必ず神社や回収業者に依頼しましょう。


Q9. 神社での供養には費用がかかりますか?

はい、多くの神社では「志(こころざし)」として数千円程度の御礼が必要です。金額が定められている場合や目安がある場合もあるので、事前に問い合わせると安心です。


Q10. 不用品回収業者に処分を頼んでも問題ないですか?

はい、正規の許可(一般廃棄物収集運搬)を持っている業者であれば問題ありません。供養付きプランや宗教配慮サービスを提供している業者もあります。無許可業者には注意してください。


まとめ

神棚の処分は、物理的な行為以上に心を込めた対応が求められます。
魂抜き、お札の返納、正しい分別など、ひとつひとつの手順を丁寧に行うことで、神様への感謝と敬意を表すことができます。新たな生活に向けて、気持ちよく神棚を送り出すためにも、この記事を参考に準備を進めてください。

問い合わせはこちら

エコ・ブレインでは、東京23区をはじめ東京都含めた関東圏はもちろん、埼玉県、神奈川県、千葉県今まで築いてきた全国各地の協力ネットワークもフル活用し、北海道から沖縄まで日本全国が対応エリアとしています。
廃棄物の分別も弊社が行いますので、分別の仕方が分からないという方もご安心ください!

エコ・ブレインの対応地域例

[東京エリア]

中央区、千代田区、文京区、港区、新宿区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、練馬区、板橋区、豊島区、北区、台東区、墨田区、江東区、荒川区、足立区、葛飾区、江戸川区
八王子市、立川市、武蔵野市、三鷹市、青梅市、府中市、昭島市、調布市、町田市、小金井市、小平市、日野市、東村山市、国分寺市、国立市、福生市、狛江市、東大和市、清瀬市、東久留米市、武蔵村山市、多摩市、稲城市、羽村市、あきる野市、西東京市、西多摩郡、瑞穂町、日の出町、檜原村、奥多摩町

[埼玉エリア]

さいたま市(西区、北区、大宮区、見沼区、中央区、桜区、浦和区、南区、緑区、岩槻区)
川越市、熊谷市、川口市、行田市、秩父市、所沢市、飯能市、加須市、本庄市、東松山市、春日部市
狭山市、羽生市、鴻巣市、深谷市、上尾市、草加市、越谷市、蕨市、戸田市、入間市、朝霞市
志木市、和光市、新座市、桶川市、久喜市、北本市、八潮市、富士見市、三郷市、蓮田市
坂戸市、幸手市、鶴ヶ島市、日高市、吉川市、ふじみ野市、白岡市

[神奈川エリア]

横浜市(鶴見区、神奈川区、西区、中区、南区、保土ケ谷区、磯子区、金沢区、港北区、戸塚区、港南区、旭区、緑区、瀬谷区、栄区、泉区、青葉区、都筑区)
川崎市(川崎区、幸区、中原区、高津区、多摩区、宮前区、麻生区)
相模原市(緑区、中央区、南区)
横須賀市、平塚市、鎌倉市、藤沢市、小田原市、茅ヶ崎市、逗子市、三浦市、秦野市、厚木市
大和市、伊勢原市、海老名市、座間市、南足柄市、綾瀬市

[千葉エリア]

千葉市(中央区、花見川区、稲毛区、若葉区、美浜区、緑区)
銚子市、市川市、船橋市、館山市、木更津市、松戸市、野田市、茂原市、成田市、佐倉市
東金市、旭市、習志野市、柏市、勝浦市、市原市、流山市、八千代市、我孫子市、鴨川市
鎌ケ谷市、君津市、富津市、浦安市、四街道市、袖ケ浦市、八街市、印西市、白井市、富里市
南房総市、匝瑳市、香取市、山武市、いすみ市、大網白里市

その他上記以外の地域も駆けつけます!
ごみの処分など廃棄物関連にお困りの方、疑問がある方など、ぜひエコ・ブレインまでお問い合わせください!





サービス紹介



[著者]

Y・T

名前: 鈴木 音葉 (Otoha Suzuki)
経歴:2019年にエコブレインに入社。以降5年間、広報部での経験を活かし、環境保護の重要性を広めるための活動に尽力している。特にデジタルマーケティングとコンテンツ制作に強みを持ち、多くの記事を執筆している。
趣味: 読書、ヨガ、カフェ巡り
特技: クリエイティブライティング、データ分析とマーケティング戦略立案

現状のごみ処理が適切かどうか分からない、ごみにかかるコストをもっと下げたい、突発的にでた大量のごみをどうにかしたい、臭いや騒音問題で近隣から苦情が多発、とにかくごみ問題で困っている!など、どんなごみのお悩みもお任せください。20年以上様々なごみ問題を解決してきた実績とノウハウがあります。困った!の電話一本いただければ、経験豊富なコールセンターが迅速に対応いたします。今まで築いてきた全国各地の協力ネットワークもフル活用。北海道から沖縄まで日本全国が対応エリアです。大小関係なくごみの困ったは弊社ごみの専門家までお気軽にご相談ください。

相見積もり・プロポーザル・コンペティションなどで業者選定に迷われている場合は、ぜひお気軽にご相談ください。私たちも参加させていただきます。
また、まだ正式に決まっていない案件についても、初期段階のご相談から対応可能です。「もしかしたらお願いするかも」といった段階でも問題ありませんので、お気軽にご連絡ください。

お問い合わせ メール