コロナ禍だからこそゴミ処理費用について再考してみる
2020年、世界を震撼させた新型コロナウイルス感染症。その悪影響は各分野、業界に及んでおり、日本の景気も大きく後退しました。特に外出自粛要請により飲食業や観光業は、深刻な影響を受けています。
もうすぐ2021年を迎える現在も、コロナ禍の消息の道筋はなかなか見えてきていません。長期化する“コロナショック”に、各企業が慣れ、業績の立て直しに本格的に取り掛かるころかと思います。立て直しの一環として、これまでかかってきた経費を見直しから始める方もいらっしゃるでしょう。
コスト削減で意外と見落とされがちなのが、“ゴミ処理費”です。廃棄物処理を適正価格よりも上回った金額のまま契約を続けていたり、チェーン店で各店舗ごともしくは、廃棄物の種類によってすべてバラバラの業者に依頼していたりなど…、削減できる部分は案外多いものだったりします。
廃棄物処理費の見直しで大幅なコスト削減ができる可能性がありますが、そもそも廃棄物を処分するための費用はどんなものなのでしょうか?
一般廃棄物の処理費はどれだけかかる?
一般廃棄物の処分費用(処理料金)は、行政(市区町村)によって異なります。その単価には、実は大きな幅があり、同じ都道府県と言えども差があります。
下記では、関東の一都三県の行政ごとの事業系一般廃棄物の処理料金の単価をまとめています。(平成28年度時点)
東京都
| 市区町名 | 処理費(/kg) |
| 東京23区 | 15.5円 |
| 昭島市 | 30円 |
| 稲城市 | 42円 |
| 青梅市 | 30円 |
| 清瀬市 | 38円 |
| 国立市 | 27円 |
| 小金井市 | 55円 |
| 国分寺市 | 35円 |
| 小平市 | 24円 |
| 狛江市 | 42円 |
| 多摩市 | 25円 |
| 調布市 | 35円 |
| 西東京市 | 38円 |
| 八王子市 | 35円 |
| 羽村市 | 30円 |
| 東久留米市 | 38円 |
| 東村山市 | 35円 |
| 東大和市 | 25円 |
| 日野市 | 42円 |
| 府中市 | 42円 |
| 福生市 | 30円 |
| 町田市 | 35円 |
| 三鷹市 | 35円 |
| 瑞穂町 | 30円 |
| 武蔵野市 | 40円 |
| 武蔵村山市 | 25円 |
神奈川県
| 市町名 | 処理費(/kg) |
| 横浜市 | 13円 |
| 厚木市 | 25円 |
| 海老名市 | 25円 |
| 小田原市 | 25円 |
| 鎌倉市 | 21円 |
| 川崎市 | 12円 |
| 相模原市 | 18円 |
| 座間市 | 25円 |
| 茅ヶ崎市 | 20円 |
| 秦野市 | 19円 |
| 平塚市 | 22円 |
| 藤沢市 | 20円 |
| 横須賀市 | 15円 |
| 大和市 | 20円 |
埼玉県
| 市町名 | 処理費(/kg) |
| さいたま市 | 17円 |
| 上尾市 | 23円 |
| 朝霞市 | 22円 |
| 入間市 | 23円 |
| 加須市 | 13円 |
| 春日部市 | 21円 |
| 川口市 | 22円 |
| 川越市 | 17円 |
| 久喜市 | 20円 |
| 熊谷市 | 18円 |
| 鴻巣市 | 18円 |
| 越谷市 | 21円 |
| 坂戸市 | 23円 |
| 狭山市 | 17円 |
| 草加市 | 21円 |
| 所沢市 | 24円 |
| 戸田市 | 18.36円 |
| 新座市 | 22.5円 |
| 深谷市 | 18円 |
| 富士見市 | 22.5円 |
| ふじみ野市 | 10円 |
| 三郷市 | 21円 |
千葉県
| 市町名 | 処理費(/kg) |
| 千葉市 | 27円 |
| 我孫子市 | 25.2円 |
| 市川市 | 21.6円 |
| 市原市 | 20円 |
| 浦安市 | 21.6円 |
| 柏市 | 19.44円 |
| 鎌ヶ谷市 | 19.44円 |
| 木更津市 | 9円 |
| 佐倉市 | 35円 |
| 流山市 | 15円 |
| 習志野市 | 22円 |
| 成田市 | 21.6円 |
| 野田市 | 27円 |
| 船橋市 | 20円 |
| 松戸市 | 16円 |
| 八千代市 | 21円 |
なお参考までに、ほかの都市の一般廃棄物の処理費用は下記のようになっています。
仙台市:15円/kg ※100kgまで
名古屋市:20円/kg
大阪市:9円/kg
神戸市:8円/㎏ ※可燃ごみ
福岡市:14円/㎏
上記でまとめてきた価格は処分手数料であり、収集運搬も依頼するとその分値段もかかるので注意しましょう。より詳細を知りたい!という方は各市町村のホームページよりご覧ください。
廃棄物の運搬・収集・処理は専門業者に!
事業系一般廃棄物は、廃棄物処理法の規定により、一般家庭から排出されるゴミと区分されており、事業者が適正に処理する必要があります。事業者が自ら処理施設に搬入するか、各市町村の許可を受けた一般廃棄物収集運搬業者に依頼する形となります。
費用を抑えるために自ら持ち込むのも一つの手段ではありますが、そのための人員や時間のコストがかかってしまいます。また、一般廃棄物と産業廃棄物が混ざらないようにしないといけない、種類ごとに分けないといけないとなるので、その区別も一苦労です。
専門業者に依頼することで、上記のような手間をカットすることができます。また、契約内容によってはこれまでよりもコストを抑えられる、なんてことも。
ただ、一般廃棄物の処理を許可のない業者へ委託すると、委託した側も罰せられてしまうので注意しましょう。
長年ゴミ問題の解決に携わってきたエコ・ブレインは、全国における協力企業様との連携を強め、全国の処理区分に対応しております!電話だけでの対応ではなく極力現地へ出向くことで、最適なご提案及びアドバイスを行うことにより、適正価格・コスト低減でのご案内を可能としています。
エコ・ブレインでのご相談から解決までの流れは下記からご覧いただけます! また、当社にて承ってきたゴミ処理費用のコスト削減についての事例も、ご覧いただけます。
コロナ禍で見通しが立てづらく、また今後も何が起こるか分からない…こんな時代だからこそ、当社が培ってきた経験や知識をもってして、排出事業者様と共にお悩みを解決したいと思っています。
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