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「USJ」でのサステナブルな取り組みとは?

2022/03/09
大阪府大阪市にある「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」は、数々の有名な映画をモチーフにした人気の巨大テーマパーク。開業以来エリアやアトラクションが増えており、2021年3月18日には、世界初の大規模エリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」のグランドオープンを迎え、ますます注目が集まっています。

世界各国から大勢の人々が訪れ、人気テーマパークランキングでも上位にランクイン。そんな人気のテーマパーク「USJ」でも、昨今よく話題となる「SDGs」に関するサスティナブルな取り組みが見られています。

「SDGs」とは、2015年9月に国連サミットにて採択された持続可能な開発目標のこと。サステナブルで多様性と誰一人取り残さない社会の実現のため、2030年を年限とする17の国際目標のことであり、現在世界各国、様々な企業でもSDGsの取り組みがなされています。

今回は、日本の人気テーマパーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)におけるサステナブルな取り組み、特に環境活動についてご紹介します。


USJの環境保全の取り組み

USJを運営する合同会社ユー・エス・ジェイでは、「Green is Universal(グリーン・イズ・ユニバーサル)」という考え方の下、環境保全の視点を取り入れながらさまざまな活動に取り組まれています。自社だけでの行動にとどまらずに、社会に働きかけることも重要との考えから、ゲストに最高のエンターテイメントとサービスを提供しながら、ともに明るい未来を築いていくためにも、環境への影響を意識しているそう。


下記ではそれぞれの項目について詳しく見ていきます。

ごみ削減と分別について
USJパーク内及び合同会社ユー・エス・ジェイのオフィスから出たごみは、クルーの手作業で分別され、再資源化(リサイクル)されています。

廃棄物・リサイクル量の推移は以下のようになっており、2019年度の再資源化率は特に高い水準で維持されていることがわかります。
※データの対象範囲は、パーク敷地内のクリーンセンターで取り扱う廃棄物等


廃棄物をリサイクルする際、分別が不十分だと、不適切なものを取り除く作業が発生したり、不純物が混ざり品質が下がってしまったりなどといった、悪影響が出る恐れがあります。クルーの手作業を挟むことで、廃棄物の適正な分別・処理が可能となり、高いリサイクル率を維持できているのでしょう。

また、日本コカ・コーラ株式会社、コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社はパーク内で回収されたコカ・コーラ社のPETボトルの再利用を行なっています。こちら2社は、パークのオフィシャル・コーポレート・マーケティング・パートナー。

そして、2020年にはパーク内で生まれたコカ・コーラ社の使用済みPETボトルからオリジナルデザインのエコバッグを製作。2本のPETボトルから1つのエコバックが作られます。このエコバッグは、大阪市の協力のもと、大阪市内の小学生たちへ2020年10月初旬より順次配布(合計2万枚程度)されたとのこと。


温室効果ガスの排出抑制と省エネルギー
USJでは、省エネルギー活動に力を入れることで、温室効果ガスの排出の抑制を図っています。
新しいアトラクションのオープンなどから、近年はエネルギー需要は増加傾向にありますが、同時に高効率照明への転換や、高効率空調機器の採用など、エネルギー消費の抑制を進めています。その結果、省エネルギー法に基づく「事業者クラス分け評価制度」において、制度開始以来5年連続「Sクラス」の評価を得ているそう!



サステナブルを学ぶイベント開催
USJではテーマパークのエンターテイメントらしい、音楽と演出で楽しくサステナブルな未来を学べるイベントを開催しました。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンと日本コカ·コーラ株式会社、コカ·コーラ ボトラーズジャパン株式会社が、昨年9月「今の時代に適したPETボトルとの付き合い方」をテーマにしたリサイクル啓発イベント「ユニバーサル・スタジオ・ジャパンxコカ·コーラ リサイクルStudy Togetherイベント」を開催。

PETボトルがリサイクルされる過程を、パークの人気キャラクターやエンターテイナーたちが歌や踊りで色豊かに表現。環境省『みんなで減らそうレジ袋チャレンジ』活動のテーマソング『幸せなら手を叩こう』パーク10周年記念ソング『Dreams are Universal』にのせ、USJとコカ・コーラ社のペットボトルに対する取り組みやペットボトルリサイクルについて学ぶことができました。

他にも、ステージにリサイクルボックスに見立てたごみ箱のセットが登場し、スクリーンにはリサイクルの過程をアニメで紹介するなど、リモート参加した子供をはじめとしたパークファンは楽しみながらペットボトルリサイクルを学ぶ機会となりました。




いかがでしたでしょうか?
今回は、日本の人気テーマパーク「USJ」でのサステナブルな取り組みの、特に環境活動に注目してご紹介しました。テーマパークだからこそ、という取り組みもあり、こうした特色ある活動は人の目にもつきやすく、エンターテイメントと一緒に環境保全およびSDGsについて意識を向けるきっかけづくりの提供となっています。

2015年にSDGsが国連サミットで採択され、「サスティナビリティ(=持続可能性)」が注目されれるようになり、企業は環境や社会、経済に配慮したサスティナブルな経営を求められています。サスティナブルな取り組みを行うことは、企業イメージが向上やブランディングにつながります。

企業のサステナブルな活動はSDGs、CSRやESGとともに今後さらに注目されることになります。当社エコ・ブレインでもサスティナブル経営やSDGsへの取り組み等、各社動向にアンテナ張っております、サスティナブル経営・SDGs取り組みなどについてご相談がある方は、エコ・ブレインまでご相談ください! リサイクル処理による再生や世界中が取り組む低炭素化など、様々なご提案もしております。

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エコ・ブレインでは、東京23区をはじめ東京都含めた関東圏はもちろん、今まで築いてきた全国各地の協力ネットワークもフル活用し、北海道から沖縄まで日本全国が対応エリアとしています。廃棄物の分別も弊社が行いますので、分別の仕方が分からないという方もご安心ください!

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