豊島区 | 株式会社エコブレイン

1. 豊島区のごみ処分ルール概要

豊島区では、事業活動で発生したごみ（事業系一般廃棄物・産業廃棄物）は、事業者自身の責任で適正に処理する必要があります。事業ごみを家庭ごみ集積所に出す行為は、不適正処理にあたり、廃棄物処理法や区のルールに反するおそれがあります。

重要： 飲食店・オフィス・店舗・サロンなどの事業ごみは、家庭ごみと同じ方法では出せません。

区収集（事業系ごみ処理券方式）： 日量または臨時で10kg未満の少量排出事業者のみ、豊島区の事業系有料ごみ処理券を貼付して区収集を利用できます（10L・20L・45L・70L券など）。具体的な利用条件は、必ず豊島区の最新案内でご確認ください。
自己搬入（持ち込み）：事業系一般廃棄物を清掃工場へ直接搬入することができます。事前に清掃事務所での手続きが必須であり、搬入可能品目や受付時間などは最新情報を確認してください。
産業廃棄物：廃プラスチック類、紙くず、木くず、金属くず、ガラス・陶磁器くず、汚泥、廃油などの法定品目は、東京都知事許可の産業廃棄物処理業者へ委託し、マニフェスト（電子マニフェストを含む）で処理工程を管理します。

また、事業所から発生する粗大ごみや危険物、バッテリー・タイヤ・コンクリート破片などの処理困難物は、豊島区の収集対象外です。これらは販売店による回収や許可業者への委託で対応してください。

料金制度に関する注意：
東京二十三区清掃一部事務組合の処理施設搬入手数料は、現在1kgあたり17.5円、豊島区の事業系一般廃棄物処理手数料（上限額）は1kgあたり46円（収集28.5円＋処分17.5円）とされています。詳細や最新の単価は、必ず公式情報でご確認ください。

※制度・手数料・対象品目は変更される場合があります。運用前に必ず豊島区公式サイトおよび所管窓口で最新情報をご確認ください。

飲食店の生ごみやオフィスの紙くずなど、見た目が家庭ごみに似ていても、事業活動に伴い発生したごみはすべて事業系一般廃棄物として扱われます。

廃プラスチック類、紙くず、木くず、金属くず、ガラス・陶磁器くず、汚泥、廃油などの法定品目は産業廃棄物に該当し、都知事許可業者への委託が必要です。処理過程はマニフェスト（電子可）で記録・管理します。

豊島区は、池袋を中心に商業施設やオフィス、飲食店、美容サロンなどが多いエリアです。一般的に、次のような廃棄物が発生します。

これらが事業系一般廃棄物に該当するか、産業廃棄物として処理すべきかは、品目や発生状況によって異なります。迷った場合は、専門業者や区の案内で確認することをおすすめします。

株式会社エコ・ブレインでは、豊島区内の事業者さま向けに、事業系一般廃棄物・産業廃棄物の処理をトータルサポートしています。

「区の処理券から民間回収に切り替えたい」「排出量に合った料金体系に見直したい」など、豊島区内でのごみ処理に関するご相談を幅広く承っています。

区の有料袋から民間回収への切り替えについてご相談をいただきました。週3回（月・水・金）の回収をご希望され、可燃ごみ・瓶缶ペット・弁当ごみ・残飯など多品目を対象に、まずは重量制を基本とした契約内容をご提案。排出量データを蓄積したうえで、月額定額制への移行も検討できる運用としました。

工期：1日
費用目安：1〜5万円

開業を控えた美容室様より、事業系ごみの回収業者選定にあたりお問い合わせをいただきました。複数社の相見積もりの中で、販促物やイベントごみなど排出が増える時期に合わせた回収頻度を設定。マネキンやウィッグ、美容用品などの廃棄にも対応し、回収曜日と分別内容を整理した案内用カレンダーを作成しました。

工期：1日
費用目安：2万円〜

※費用や工期は、当該案件の実績です。品目・数量・排出場所・作業時間帯などにより変動します。