中野区 | 株式会社エコブレイン

1. 中野区のごみ処分ルール概要

中野区では、事業活動に伴って発生したすべてのごみ（事業系一般廃棄物・産業廃棄物）は、事業者が自らの責任で適正に処理する義務があります。事業ごみを家庭ごみ集積所へ排出する行為は、不適正処理（廃棄物処理法違反）となるおそれがあります。

重要： 飲食店・オフィス・店舗などの事業ごみを「家庭ごみ」と同じ集積所に出すことはできません。必ず事業者向けの適切な処理方法を選択してください。

一般廃棄物収集運搬許可業者への委託：中野区長の許可を受けた一般廃棄物収集運搬業者に委託し、事業系一般廃棄物を定期・スポットで回収します。
自己搬入（持ち込み）：所定の手続きにより、事業者自らが23区内の清掃工場・中継施設等へ事業系一般廃棄物を搬入できます（受入条件・必要書類等は事前確認が必要です）。
小規模事業所の区収集（届出＋事業系有料ごみ処理券）：従業員数20名以下、または1日の平均排出量50kg未満の小規模事業所は、届出と処理券の貼付により家庭ごみ収集に支障のない範囲で区収集を利用できます。
産業廃棄物：廃プラスチック類など法定品目に該当するものは、東京都知事許可の産業廃棄物処理業者へ委託し、マニフェスト（電子可）で処理の流れを管理します。

なお、事業所発生の粗大ごみや危険物、処理困難物（バッテリー・タイヤ・コンクリートくず・汚泥など）、産業廃棄物に該当する品目は区では収集されません。販売店回収や許可業者への委託で対応してください。

※制度・手数料・対象品目は改定される場合があります。運用前に中野区公式サイトおよび所管窓口で最新情報をご確認ください。

飲食店の生ごみや天かす、オフィスの紙くずや段ボール、店舗から出るびん・缶・ペットボトルなど、見た目が家庭ごみと同じであっても、事業活動に伴って発生したごみは事業系一般廃棄物として扱われます。

中野区における事業系一般廃棄物の主な処理方法は、一般廃棄物収集運搬許可業者への委託、23区内清掃工場等への自己搬入、小規模事業所に限った区収集の利用（届出＋処理券）の3つです。

廃プラスチック類、紙くず、木くず、金属くず、ガラス・陶磁器くず、汚泥、廃油など、法令で定められた品目は産業廃棄物に該当します。産業廃棄物は、東京都知事の許可を受けた産業廃棄物処理業者へ委託し、マニフェスト（電子マニフェストを含む）で処理状況を管理する必要があります。

飲食店・オフィス・倉庫などでは、事業系一般廃棄物と産業廃棄物が混在しやすいため、排出品目ごとに区分を整理し、契約先や処理方法を明確にしておくことが重要です。

駅近ビル1階の物産展で、1日1袋程度の少量排出に対応した回収プランを設計。日中の声掛け回収という条件に合わせて現地動線を確認し、回収頻度・時間帯を調整したうえで委託業者とルートを構築。

生ごみ・天かす・資源ごみ・段ボールなど多様な排出物を整理し、分別負担を抑えつつ適正処理できる回収プランを提案。廃食油は専門業者による再資源化回収、その他のごみは事業系一般廃棄物として収集ルートを構築。

※事例の金額・工程は当該案件の実績です。品目・量・立地・時間帯等により変動します。

エコ・ブレインでは、中野区内の事業系廃棄物処分をワンストップでサポートします。回収頻度・時間帯・費用のご相談から、マニフェストや各種手続きまで、まとめてお任せください。