1. 小平市のごみ処分ルール概要

小平市では、事業活動で発生したごみ（事業系一般廃棄物・産業廃棄物）は、事業者の責任において適正に処理する必要があります。事業ごみを家庭ごみの集積所へ出す行為は不適正処理にあたり、廃棄物処理法違反となるおそれがあります。

小平市での基本的な処理方法

• 市収集（事業系 指定収集袋方式）： 1日平均10kg未満の少量排出事業者は、事業系の有料指定収集袋を購入して、市の収集日に排出できます。
• 許可業者委託（1日平均10kg以上）： 1日平均10kg以上の排出事業者は、小平市長の許可を受けた事業系一般廃棄物収集運搬業許可業者と契約して処理します。
• 自己搬入（持ち込み）： 施設建替えに伴い、粗大ごみを含むすべてのごみの直接持込みは現在中止中です。最新の受入状況をご確認ください。
• 産業廃棄物： 廃プラスチック類、紙くず、木くず、金属くず、ガラス・陶磁器くず、汚泥、廃油などの法定品目は、 東京都知事許可の産業廃棄物処理業者へ委託し、マニフェスト（電子可）で管理します。

なお、市が収集しない主な品目として、事業所発生の粗大ごみや危険物、処理困難物（例：バッテリー・タイヤ・コンクリートくず等）が挙げられます。これらは販売店回収や許可業者への委託で対応してください。

※制度・手数料・対象品目は改定の可能性があります。運用前に小平市公式サイトおよび所管窓口で最新情報をご確認ください。

2. 事業者が注意すべき廃棄物区分

事業系一般廃棄物

飲食店の生ごみやオフィスの紙くずなど、見た目が家庭ごみに似ていても事業由来のものは事業系一般廃棄物として扱います。

• 市収集（事業系 指定収集袋）：1日平均10kg未満の少量排出に限り利用可。
• 許可業者委託：1日平均10kg以上は市の収集対象外。小平市長の許可業者と契約。
• 自己搬入：現在中止中（施設建替え）。

産業廃棄物

廃プラスチック類、紙くず、木くず、金属くず、ガラス・陶磁器くず、汚泥、廃油などの法定品目は、都の許可業者へ委託し、マニフェスト（電子可）で処理記録を管理します。

3. 小平市の事業者で多い排出例

• 飲食店：生ごみ、廃油、グリストラップ汚泥、びん・缶・ペットボトル等
• オフィス：機密書類、OA機器、什器、段ボール等
• 倉庫・物流：パレット、梱包資材、廃プラスチック等
• 医療・福祉：紙おむつを含む日常系ごみなど

4. エコ・ブレインの対応サービス（小平市エリア）

• 事業系一般廃棄物の定期回収・スポット回収（許可業者との連携を含む）
• 産業廃棄物の収集運搬・処分手配／マニフェスト発行（電子可）
• オフィス・店舗・倉庫の大型廃棄物の搬出〜処分
• 飲食店向けの廃油回収・グリストラップ清掃
• 夜間・早朝・休日の回収にも対応（営業を止めない運用設計）

5. 実際の対応事例（小平市）

事例①：からあげ業態店舗の廃食油回収（小平市）

駅前のからあげテイクアウト専門店にて、週1回の廃食油回収をご依頼いただきました。排出量に応じて容器（ペール缶・一斗缶・ドラム缶）を選定し、効率的な回収ルートを設計。廃食油は無料リサイクル対応、運搬費用は量・頻度に応じて柔軟に調整しました。

• 工期：1日
• 費用目安：約3,000円

対応事例の詳細を見る

事例②：路面店舗の受水槽清掃（小平市）

路面店舗より、受水槽清掃と水質検査についてご相談をいただきました。容量・メンテナンス頻度・営業スケジュールを確認し、断水時間を最小限に調整。現在は年1回の清掃・検査を継続的に実施中です。

• 工期：約3日
• 費用：見積もりにより提示

対応事例の詳細を見る

※事例の費用・工程は実績ベースです。品目・量・立地・時間帯等により変動します。

6. まとめ

• 小規模（1日平均10kg未満）は事業系 指定収集袋で市収集が利用可
• 1日平均10kg以上は許可業者と契約（市は収集しない）
• 自己搬入は現在中止中（施設建替え）
• 産業廃棄物は都許可業者へ委託・マニフェストで管理（電子対応可）

エコ・ブレインでは、小平市内の事業系廃棄物処分をワンストップでサポートします。回収頻度・時間帯・費用のご相談、マニフェストや手続きもお任せください。